医療崩壊
医療崩壊 (29)

伝統と文化豊かな「東欧」で医学を学ぶ意味

執筆者:上昌広 2019年11月6日
エリア: ヨーロッパ 日本
今もヨーロッパ各地に残る、ハプスブルク家の紋章

 

 東欧の医学部が関心を集めている。ハンガリー、スロバキア、チェコなどの医学部に約600人程度の日本人が学んでいる。

 最も多いのは、ハンガリーで約500人だ。2006年から受け入れが始まり、2018年までに88名、2019年の夏には18人が卒業した。71人が日本の医師国家試験に合格し、合格率は81%である。

 なぜ、日本の若者が東欧に行くのだろうか。それは英語で授業を受けることができて、経済的な負担が比較的軽いからだ。

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執筆者プロフィール
上昌広 特定非営利活動法人「医療ガバナンス研究所」理事長。 1968年生まれ、兵庫県出身。東京大学医学部医学科を卒業し、同大学大学院医学系研究科修了。東京都立駒込病院血液内科医員、虎の門病院血液科医員、国立がんセンター中央病院薬物療法部医員として造血器悪性腫瘍の臨床研究に従事し、2016年3月まで東京大学医科学研究所特任教授を務める。内科医(専門は血液・腫瘍内科学)。2005年10月より東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究している。医療関係者など約5万人が購読するメールマガジン「MRIC(医療ガバナンス学会)」の編集長も務め、積極的な情報発信を行っている。『復興は現場から動き出す 』(東洋経済新報社)、『日本の医療 崩壊を招いた構造と再生への提言 』(蕗書房 )、『日本の医療格差は9倍 医師不足の真実』(光文社新書)、『医療詐欺 「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい』(講談社+α新書)、『病院は東京から破綻する 医師が「ゼロ」になる日 』(朝日新聞出版)など著書多数。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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