明かされたイスラエル「モサド新長官D」の正体

PERSONALS(人事情報)

執筆者:山田敏弘 2021年6月2日
タグ: イスラエル
エリア: 中東
モサドの歴代長官(モサドHPより)

 

  ここ最近、イスラエルのモサド(イスラエル諜報特務庁)は、派手に作戦の成果をアピールしてきたと言える。 2020年11月にはイランのテヘラン郊外で核開発に関わっていたイラン人科学者を暗殺して大きなニュースになったが、それ以前にも、イラン国内から核開発関連の内部文書5万枚や160枚以上のディスクなどを盗んだ作戦が広く喧伝された。さらにイスラム原理主義組織の幹部らの暗殺なども伝わっている。

 スパイ組織のこうした工作の情報が大々的に出てくる理由は、モサドのヨシ・コーヘン長官がPR好きだったからだとの見方があった。野心家のコーヘンは、ベンヤミン・ネタニヤフ首相の側近として、将来は政界進出も狙っているという。

カテゴリ: 政治 社会
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執筆者プロフィール
山田敏弘 国際ジャーナリスト、ノンフィクション作家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィークなどを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)、『CIAスパイ養成官 キヨ・ヤマダの対日工作』(新潮社)。近著に、『サイバー戦争の今』(KKベストセラーズ)、『世界のスパイから喰いモノにされる日本』(講談社)。公式YouTube「山田敏弘 SPYチャンネル」(https://www.youtube.com/channel/UCVITNlkbLneMV-C9FxzMmEA)も更新中
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