「人手不足」と外国人
「人手不足」と外国人(13)

“偽装留学生”をひた隠す『日経』欺瞞の大罪

出井康博
留学生の就労問題を取り上げた7月21日の「日本経済新聞」1面

 

 「日本で働く外国人が100万人を突破」というニュースが今年初めに報じられて以降、外国人労働者に関する報道も増えてきた。だが、本連載で繰り返し問題にしている出稼ぎ目的の“偽装留学生”に関しては、新聞やテレビではほとんど取り上げられない。

「フェイクニュース」

 国内の外国人労働者のうち、約2割は留学生のアルバイトだ。その相当数が“偽装留学生”であることは間違いない。正確な数を割り出すことは難しいが、留学生全体の少なくとも半数近くに上ると筆者は見ている。

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執筆者プロフィール
出井康博 1965年岡山県生れ。早稲田大学政治経済学部卒。英字紙『THE NIKKEI WEEKLY』記者を経てフリージャーナリストに。月刊誌、週刊誌などで旺盛な執筆活動を行なう。主著に、政界の一大勢力となったグループの本質に迫った『松下政経塾とは何か』(新潮新書)、『年金夫婦の海外移住』(小学館)、『黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人』(講談社+α文庫)、本誌連載に大幅加筆した『長寿大国の虚構 外国人介護士の現場を追う』(新潮社)、『民主党代議士の作られ方』(新潮新書)、『襤褸(らんる)の旗 松下政経塾の研究』(飛鳥新社)。最新刊は『ルポ ニッポン絶望工場』(講談社+α新書)。
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