「人手不足」と外国人
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“偽装留学生”をひた隠す『日経』欺瞞の大罪

留学生の就労問題を取り上げた7月21日の「日本経済新聞」1面
「日本で働く外国人が100万人を突破」というニュースが今年初めに報じられて以降、外国人労働者に関する報道も増えてきた。だが、本連載で繰り返し問題にしている出稼ぎ目的の“偽装留学生”に関しては、新聞やテレビではほとんど取り上げられない。
「フェイクニュース」
国内の外国人労働者のうち、約2割は留学生のアルバイトだ。その相当数が“偽装留学生”であることは間違いない。正確な数を割り出すことは難しいが、留学生全体の少なくとも半数近くに上ると筆者は見ている。

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