トランプ政権「閣僚・重要ポスト人名録」 (29)

キロン・スキナー国務省政策立案局長

執筆者:足立正彦 2018年11月22日
エリア: 北米
 

40. キロン・スキナー国務省政策立案局長(57)

 国務省内に設置されたイラン関連の新たな専門部署である「イラン・アクション・グループ(IAG)」を率いる国務長官上級政策顧問兼イラン担当特別代表にブライアン・フック氏が8月中旬に異動したのに伴い、マイク・ポンペオ国務長官は8月末、フック氏の後任の国務省政策立案局長に、スキナー氏を指名した。そして米議会上院本会議での指名承認を受け、9月4日に正式就任となった。

 政策立案局長に就任するまでは、カーネギーメロン大学の国際関係・政治担当教授やスタンフォード大学フーバー研究所の研究員の立場にあった。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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