トランプ政権「閣僚・重要ポスト人名録」 (44)

ケネス・ワインスタイン次期駐日大使

執筆者:足立正彦 2020年3月24日
エリア: 北米
 

55. ケネス・ワインスタイン次期駐日米国大使(58)

 3月13日、ドナルド・トランプ大統領は次期駐日米国大使に、ワシントンの共和党寄り保守系シンクタンク大手「ハドソン研究所」のケネス・ワインスタイン所長兼CEO(最高経営責任者)を指名した(ホワイトハウス公表の声明参照)。

 政権発足後、トランプ大統領はウィリアム・ハガティ氏を駐日大使に指名し、米議会上院本会議での指名承認を受けて東京に着任していたが、ラマー・アレクサンダー上院議員(共和党)の今期限りでの政界引退表明を受けて今年11月に実施されるテネシー州選出上院議員選挙に出馬するため、2019年7月に大使職を辞任した。以後は、ジョー・ヤング首席公使が臨時大使を兼務している。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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