「人手不足」と外国人
「人手不足」と外国人 (56)

「ベトナム人犯罪」摘発急増「本当の闇」

執筆者:出井康博 2020年11月27日
エリア: アジア
子豚を無許可で解体したとして逮捕された、ベトナム人容疑者が住むアパートの周辺。バーベキューに使ったとみられる焼き網やブロックが放置されている (C)時事

 午後10時半、東京都内の定食チェーン店でのアルバイトを終えたベトナム人のシン君(32歳)は、同僚のベトナム人留学生と一緒に店を出た。アパートまでは自転車で10分ほどだが、最寄り駅に向かう同僚に付き合い、自転車を押して歩くことにした。

 ベトナム語での会話を弾ませながら、ひと気のない公園に差し掛かった。ふと前を見ると、制服姿の2人の男が近づいてくる。パトロール中の警官たちだった。

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執筆者プロフィール
出井康博 1965年、岡山県生れ。ジャーナリスト。早稲田大学政治経済学部卒。英字紙『日経ウィークリー』記者、米国黒人問題専門のシンクタンク「政治経済研究ジョイント・センター」(ワシントンDC)を経てフリーに。著書に、本サイト連載を大幅加筆した『ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)、『長寿大国の虚構 外国人介護士の現場を追う』(新潮社)、『松下政経塾とは何か』(新潮新書)など。最新刊は『移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線』(角川新書)
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