「制裁強化法」成立後の米露「悪夢の選択」

名越健郎
執筆者:名越健郎 2017年8月12日
せっかくの初の首脳会談だったが……(C)AFP=時事

 

 トランプ米大統領が8月2日、議会を通過した対露制裁強化法に署名、成立させたことで、米露関係が長期にわたって冷却化する見通しとなった。プーチン大統領は報復として、ロシアにある米在外公館のスタッフを大幅削減するよう指示。9月には欧州正面で大規模な軍事演習を行うほか、米露宇宙協力縮小、核不拡散協力停止などの対抗策を検討している。ロシアが世界的に反米外交を強化することで、日露間の北方領土交渉や北朝鮮核問題にもマイナスの影響が出そうだ。

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執筆者プロフィール
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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