「制裁強化法」成立後の米露「悪夢の選択」
トランプ米大統領が8月2日、議会を通過した対露制裁強化法に署名、成立させたことで、米露関係が長期にわたって冷却化する見通しとなった。プーチン大統領は報復として、ロシアにある米在外公館のスタッフを大幅削減するよう指示。9月には欧州正面で大規模な軍事演習を行うほか、米露宇宙協力縮小、核不拡散協力停止などの対抗策を検討している。ロシアが世界的に反米外交を強化することで、日露間の北方領土交渉や北朝鮮核問題にもマイナスの影響が出そうだ。
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