「ポスト習近平は習近平」が際立った「中国共産党」新人事

村上政俊
執筆者:村上政俊 2017年10月30日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: 中国・台湾
これから5年、共産党を指導する新しい政治局常務委員の面々。左から王滬寧、韓正、栗戦書、習近平、李克強、汪洋、趙楽際の各氏 (C)時事

 

 筆者は前稿「共産党大会直前『習近平一強体制』の『閣僚名簿』を予測する」(2017年10月16日)で、10月25日に開催された中国共産党第19期中央委員会第1回全体会議(1中全会)で明らかになった政治局常務委員の顔触れを予想した。この記事の眼目は(1)側近登用人事で党中枢を習近平派で独占(2)ポスト習近平は習近平自身――の2点だったが、見通しに誤りはなかったと思う。明らかになった人事を基に、中国共産党の今後を占いたい。

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執筆者プロフィール
村上政俊 1983年7月7日、大阪市生まれ。現在、同志社大学嘱託講師、同大学南シナ海研究センター嘱託研究員、皇學館大学非常勤講師、桜美林大学客員研究員を務める。東京大学法学部政治コース卒業。2008年4月外務省入省。第三国際情報官室、在中国大使館外交官補(北京大学国際関係学院留学)、在英国大使館外交官補(ロンドン大学LSE留学)勤務で、中国情勢分析や日中韓首脳会議に携わる。12年12月~14年11月衆議院議員。中央大学大学院客員教授を経て現職。著書に『最後は孤立して自壊する中国 2017年習近平の中国 』(石平氏との共著、ワック)。
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