筆者は前稿「共産党大会直前『習近平一強体制』の『閣僚名簿』を予測する」(2017年10月16日)で、10月25日に開催された中国共産党第19期中央委員会第1回全体会議(1中全会)で明らかになった政治局常務委員の顔触れを予想した。この記事の眼目は(1)側近登用人事で党中枢を習近平派で独占(2)ポスト習近平は習近平自身――の2点だったが、見通しに誤りはなかったと思う。明らかになった人事を基に、中国共産党の今後を占いたい。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン