「米国牽制」で日本にすり寄ってきた「王毅外相」訪日

執筆者:村上政俊 2018年4月24日
外交部長(外相)就任から5年、国務委員に選出されて足場が盤石となった王毅氏(C)AFP=時事

 

 王毅国務委員兼外交部長(外相)が4月15~17日、日本を訪問した。河野太郎外務大臣と日中外相会談を開いたほか、安倍晋三首相への表敬、第4回日中ハイレベル経済対話への出席が実現した。

 王外相は、2016年8月に日中韓外相会議のために東京を訪れているが、国際会議への出席ではない2国間外交での訪問は、2013年3月の外交部長就任後、実に初めてであった。日本通として知られる王外相が、これまで日本訪問を避け続けてきた理由は何だったのか。そして、今になって日本の地を踏んだ背景には何があるのだろうか。

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執筆者プロフィール
村上政俊 1983年7月7日、大阪市生まれ。現在、同志社大学嘱託講師、同大学南シナ海研究センター嘱託研究員、皇學館大学非常勤講師、桜美林大学客員研究員を務める。東京大学法学部政治コース卒業。2008年4月外務省入省。第三国際情報官室、在中国大使館外交官補(北京大学国際関係学院留学)、在英国大使館外交官補(ロンドン大学LSE留学)勤務で、中国情勢分析や日中韓首脳会議に携わる。12年12月~14年11月衆議院議員。中央大学大学院客員教授を経て現職。著書に『最後は孤立して自壊する中国 2017年習近平の中国 』(石平氏との共著、ワック)。
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