「インド」を繋ぎとめたい「中国外交」あの手この手

孔鉉佑外交部副部長はジャパンスクール出身ながら、中印関係にも広げている (C)時事

 

 中国の孔鉉佑外交部副部長(外務次官)が4月6日に訪印し、インドのビジャイ・ゴーカレー外務次官と会談した。これに先立ち2月にはゴーカレーが訪中。中国外交トップ2である楊潔篪政治局委員、王毅外交部長(外相)と会談している。ゴーカレーの存在自体が日本メディアでは全くといっていいほど報じられていないが、彼を巡る動きを見ていると、表面的には中印関係の緊密さが感じられ、昨夏、両国軍がドクラム高地(中国名・洞朗)で約2カ月対峙して一触即発となった国境紛争が、まるで嘘のようだ。

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執筆者プロフィール
村上政俊 1983年7月7日、大阪市生まれ。現在、同志社大学嘱託講師、同大学南シナ海研究センター嘱託研究員、皇學館大学非常勤講師、桜美林大学客員研究員を務める。東京大学法学部政治コース卒業。2008年4月外務省入省。第三国際情報官室、在中国大使館外交官補(北京大学国際関係学院留学)、在英国大使館外交官補(ロンドン大学LSE留学)勤務で、中国情勢分析や日中韓首脳会議に携わる。12年12月~14年11月衆議院議員。中央大学大学院客員教授を経て現職。著書に『最後は孤立して自壊する中国 2017年習近平の中国 』(石平氏との共著、ワック)。
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