今夏以降、旧ソ連地域でロシアの勢力圏を脅かす展開が相次いでいる。
ベラルーシではウラジーミル・プーチン政権が肩入れするアレクサンドル・ルカシェンコ大統領が退陣の危機に瀕し、南カフカスでは、ナゴルノ・カラバフ自治州をめぐるアルメニア、アゼルバイジャンの武力衝突が続く。中央アジアのキルギスでは、親露派の大統領が反政府デモで失脚した。
プーチン政権に近いコンスタンチン・ザトゥーリン下院CIS(独立国家共同体)委員会委員長は、
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