今年11月4日に行われる中間選挙が終わると、米国は2016年大統領選挙に向けた動きをさらに加速させることになる。来年1月には中間選挙の結果を受けて第114議会(-2017年1月)が招集されるとともに、2016年米国大統領選挙プロセスの幕開けとなるアイオワ州党員集会までわずか1年となるため、民主、共和両党でそれぞれの大統領候補指名獲得を目指す動きが活発になる。バラク・オバマ大統領の場合、2006年中間選挙の後、上院議員在職わずか2年が過ぎたばかりであった2007年2月に地元イリノイ州の州都スプリングフィールドで民主党大統領候補指名獲得争いへの出馬表明を行っている。

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