8月28日、安倍晋三首相が連続在任期間として歴代最長を記録した直後に、持病の悪化を理由に辞意を表明した。
しかし、記者会見に臨んだ安倍首相の顔色と質問への受け答えを見るかぎり、職務を続けられないほど持病が悪化しているようには見えなかった。しかも、記者会見は61分32秒と長く続いた。持病が悪化しているとすれば、ここまで記者の質問を受け付けず、もう少し短い会見にすることができたはずである。
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