世界1、2位の経済大国である米中両国のIT覇権争いが激しさを増している。
最先端のデジタル技術は安全保障上の脅威にもなり得る。相手国企業を標的に自国の法規制を「域外適用」し、排除を図る動きが加速。急成長ぶりが著しい中国のIT大手といえども、強大な権限を持つ国家の前ではなすすべもない。
ティックトックを狙い撃ち
世界で約7億人の利用者を擁する短編動画共有アプリの「TikTok(ティックトック)」。日本でも若者がダンス動画を投稿したり、企業や自治体がプレゼンテーション用に活用したりと、人気アプリの1つとなっている。
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