「平和構築」最前線を考える
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アフガニスタンとウクライナ:米「介入外交」思想の現在地――中山俊宏教授を追悼して
中山俊宏・慶應義塾大学総合政策学部教授(2022年5月1日死去)と私との最後の仕事は、国際問題研究所の刊行する『国際問題』への寄稿であった。同誌の編集委員を務めておられた中山教授は、アフガニスタンからのアメリカ軍の撤退と、それに伴う共和国政府の崩壊を目のあたりにして、「国家建設」をテーマにした特集号を企画された。この特集号に私が寄稿することになったのであった。中山教授と、事前に問題意識を共有する会話をしたことが懐かしい。
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