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買う? 買わない?? 「キャピタルフライト時代」の日本株

執筆者:福田 猛 2022年6月15日
Sakdam/stock.adobe.com
かつて世界の30%を占めた日本株の時価総額だが、いまやその割合は6%。一方でアメリカ株は割高感も強いし、日本の企業ならば親しみやすい感じもする。さて、どうする?

   今年に入り、ウクライナ情勢インフレ、金利上昇等で株式市場は低迷が続いている。日経平均株価は昨年秋に3万円を超えたが、今年の3月には2万5000円を割り込む場面もあった。近年は日本でもアメリカ株ブームだが、日本の個人投資家は日本株とどう向き合えば良いのだろうか。

「ホームカントリーバイアス」から自由になる

   自身の運用資産に占める海外株式や日本株式の配分を考える時、ホームカントリーバイアスという言葉を聞いたことがあるだろうか。ホームカントリーバイアスとは自分にとって身近な国の株式を多めに配分してしまうというものだ。例えば、あなたが友人にどの国の株式を多く保有しているか聞いたとしよう。「ほとんどがニュージーランド株だ」と言われたら「なんで?」となるだろう。しかし、この会話がニュージーランド人同士のものだったら違和感はないかもしれない。このホームカントリーバイアスの影響で日本人は自身の保有株式の中で日本株を多く持つことになる。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
福田 猛 ファイナンシャルスタンダード株式会社代表取締役。同志社大学卒業後、大手証券会社を経て、2012年ファイナンシャルスタンダード設立。著書に『お金の不安から一生自由になれる 考えない投資生』(飛鳥新社)、『プロがこっそり教える資産運用のはじめかた』(毎日新聞出版)などがある。2020年、一般社団法人ファイナンシャル・アドバイザー協会理事就任。ファイナンシャルスタンダード公式サイト https://fstandard.co.jp/
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