先週末、東日本大震災4年半に当たる9月11日に、吉野源太郎さんの「福島原発事故『4年半』の現実(上)国が進める『棄民政策』」をアップロードしました。川内原発の再稼動で敢えて11日という日を選んだ政府と原発ムラのやり方に、福島の被災民は激しい憤りを感じています。そんな中、いよいよ東電幹部らを強制起訴した控訴審も開始。審理の行方に注目が集まっています。
本日の更新記事は、田中直毅さんの「経済の頭で考えたこと(77)AIIBはどうなる?『国際制度作り』でも後退する中国」です。前回の連載で、中国の「大屈折」を断言した田中さん。BRICS銀行は鳴かず飛ばずですが、華々しく立ち上がったAIIBの前途も暗いと予言します。
「専門家の部屋」では、2本の新エントリ。
「『天安門城楼』の外交戦(下)北朝鮮の孤立と『人工衛星』」(朝鮮半島、平井久志さん):韓国の朴大統領が中央に座っているのに、抗日パルチザンを共に闘ったはずの北朝鮮の崔龍海労働党書記は遠く離れた席に……。中国からも冷遇される北朝鮮の次の手は?
「テロリストの誕生(20)終わらない結末」(ヨーロッパ、国末憲人さん):フランス全土を震撼させたテロの犯人らは、それぞれの立てこもり先で射殺され、事件はようやく解決。が、この連続テロを首謀したのは果たして誰なのか――。謎はまだ残っています。
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2025年2月13日 16:30
「12月8日」のシリア内戦終結と新たな中東地域秩序への闘争
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2025年2月13日 16:00
「つぶやき」の再開
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「10月7日」から1年、事態はどこまで進んだのか
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「10月7日」以後の中東(5)ネタニヤフ首相の「バイデン落選運動」と米・イスラエル関係
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「10月7日」以後の中東(4)パレスチナ問題の「イスラエル問題」への転換
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中東の新しい地政学(後編1):「10月7日」以前に予見されていた未来/1948~2000
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中東の新しい地政学(後編2):「10月7日」以前に予見されていた未来/2001~2023
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