日露首脳会談「ソチの35分間」に何があったか

5月6日、ロシア南部ソチで、安倍晋三首相(右)と握手を交わすプーチン大統領 (C)AFP=時事
安倍晋三首相は5月6日、ロシア南部ソチでプーチン大統領と非公式会談を行った後、「北方領土問題についてアイスブレイク(砕氷)ができた」「新たな発想に基づくアプローチで交渉を進めることで一致した」「突破口を開く手ごたえを得た」などと極めて前向きな発言をした。首相が「突破口への手ごたえ」と言う以上、ロシア側の対応に何らかの変化があったかもしれない。両首脳がさしで話した35分間の会談内容は一切公表されておらず、各種の憶測を呼んでいる。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン
