
インドの首相として初めてダボス会議で基調演説を行ったモディ首相の「晴れ姿」(C)AFP=時事
インドのナレンドラ・モディ首相が主導する経済改革・モディノミクスが、相次ぎ具体的な成果を上げている。独立以来の税制改革となった物品・サービス税(GST)の導入は、その後税率の修正を重ね、おおむね業界や消費者を安堵させている。衝撃的な高額紙幣廃止のマイナス影響も昨年いっぱいでほぼ解消。消費財をはじめ乗用車や二輪車の売り上げも着実に回復している。そしてインド経済最大の病根と言われた銀行の不良債権の処理もようやく本格的に動き出した。

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