今回の首脳会談で南北が合意した、軍事分野での緊張緩和に向けた合意は、韓国政府が「事実上の南北間の終戦宣言」というほど踏み込んだ内容だ。南北の経済協力が国連経済制裁の制約下で十分に機能しない反面、軍事的緊張緩和では付属文書の「板門店宣言履行のための軍事分野合意書」で、お互いが「いかなる場合も武力行使をしない」ことで合意した。
「9月平壌共同宣言」では、「軍事的緊張緩和のための画期的な措置が講じられるなど素晴らしい成果があったと評価した」とその意義を強調した。
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