池内恵
執筆者:池内恵 2019年5月16日
カテゴリ: 国際 外交・安全保障
エリア: 中東

緊張高まるペルシア湾岸情勢7:サウジ国内の送油施設へのイエメン・フーシー派によるドローン攻撃

2019年5月16日 05:49
米・イラン間の緊張が高まるペルシア湾岸情勢で、エスカレーションを進めかねないのが、米トランプ政権と一致して対イラン圧力を強めるサウジへの、イランの代理勢力とサウジが認識する勢力からの攻撃である。5月14日にサウジ国営通信社が伝えた、ハーリド・アル・ファーレハ…
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執筆者プロフィール
池内恵 東京大学先端科学技術研究センター、グローバルセキュリティ・宗教分野教授。1973年生れ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より東京大学先端科学技術研究センター准教授、2018年10月より現職。著書に『現代アラブの社会思想』(講談社現代新書、2002年大佛次郎論壇賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2009年サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書)、『【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』 (新潮選書)、 本誌連載をまとめた『中東 危機の震源を読む』などがある。個人ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝」(http://ikeuchisatoshi.com/)。
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サウジ石油施設への攻撃はGCC諸国の脆弱性を露呈

9月14日に行われた、サウジアラビア東部州アブーカイク(Abqaiq)とフライス(Khurais)の石油施設へのドローンと巡航ミサイルによる攻撃は、トランプ大統領の反応や、イスラエルのネタニヤフ首相の退任の見通しと合わせると、ペルシア湾岸地域・中東地域の国際政治に大きな影…
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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