あっという間に5刷、異例の「英語学習参考書」ヒットのワケ
発売前から話題になり、発売とほぼ同時に増刷が決まり、あっというまに第5刷まで刷り重ねているという(7月14日現在)。「英語学習参考書」では異例のヒットではないか。
なぜこんなに受けているのだろうか? まずは、学校の英語科目が文法や読解法よりコミュニケーション、「話して通じるスキル」に重きを置いて数十年、その皺寄せと反動が起きていること。ご存じでしょうか、学校で英文法をあまり教わらないので、いまの高校・大学生の多くは構文が理解できず、昔より英文が正確に読めなくなっているのです。

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