香港デモ「立ち話5分」「写真1枚」で中国・タイに波紋

問題となった黄之鋒氏のツイッター

 

 香港問題がタイ内政に微妙な波風を立たせ始めた。時の経過と共に消えてなくなるのか、それとも大きな波となってタイ社会を翻弄するのか。

 国内政治のみならず中国との外交関係とも絡んでいる問題だけに、連立体制発足から3カ月余を経て試運転期間も過ぎ、最初の関門である2020年度の予算審議を前にしたプラユット・チャンオチャ政権にとっては、政権の今後を占う試金石となりそうだ。

タナトーン党首と並んだ写真

 問題の発端は、香港の「雨傘運動」を率いた民主活動家の1人である黄之鋒(ジョシュア・ウォン、23歳)が10月7日にツイッターで発信したメッセージだった。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
樋泉克夫 愛知県立大学名誉教授。1947年生れ。香港中文大学新亜研究所、中央大学大学院博士課程を経て、外務省専門調査員として在タイ日本大使館勤務(83―85年、88―92年)。98年から愛知県立大学教授を務め、2011年から2017年4月まで愛知大学教授。『「死体」が語る中国文化』(新潮選書)のほか、華僑・華人論、京劇史に関する著書・論文多数。
クローズアップ
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み

池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top