池内恵
執筆者:池内恵 2019年11月13日
エリア: 北米 中東 アジア

ドーハで感じる中国の存在感の静かな高まり

2019年11月13日 09:09
国際会議のためにカタールのドーハに来ている。先週はモスクワ出張で、帰国した直後に今度はドーハに向かった。カタール政府(首長府)は「ドーハ・フォーラム」をはじめとした国際会議をスポンサーして、各国から関係者を集めて毎年いくつもの国際会議を開く。そういった招待…
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執筆者プロフィール
池内恵 東京大学先端科学技術研究センター、グローバルセキュリティ・宗教分野教授。1973年生れ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より東京大学先端科学技術研究センター准教授、2018年10月より現職。著書に『現代アラブの社会思想』(講談社現代新書、2002年大佛次郎論壇賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2009年サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書)、『【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』 (新潮選書)、 本誌連載をまとめた『中東 危機の震源を読む』などがある。個人ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝」(http://ikeuchisatoshi.com/)。
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カタール制裁に緩和の兆し

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昨夜はウェブ放送の「国際政治ch」に出演していた。対談のお相手は、北朝鮮の政治外交を研究している宮本悟さん(聖学院大学教授)。「国際政治ch」は国際政治学者の細谷雄一さん、同じく国際政治学者の篠田英朗さん(フォーサイトでも欄を持っていらっしゃる)などと立ち上げ…
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