池内恵
執筆者:池内恵 2020年1月29日
カテゴリ: 政治 軍事・防衛
エリア: 中東 北米

トランプの「世紀のディール」はイスラエルの主張の丸呑み

2020年1月29日 11:54
トランプ大統領が1月28日正午、ホワイトハウスで、イスラエルのネタニヤフ首相と共に、中東和平(イスラエル・パレスチナ和平)に関するいわゆる「世紀のディール」を発表した。和平案"Peace to Prosperity: A Vision to Improve the Lives of the Palestinian and Israeli Pe…
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執筆者プロフィール
池内恵 東京大学先端科学技術研究センター、グローバルセキュリティ・宗教分野教授。1973年生れ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より東京大学先端科学技術研究センター准教授、2018年10月より現職。著書に『現代アラブの社会思想』(講談社現代新書、2002年大佛次郎論壇賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2009年サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書)、『【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』 (新潮選書)、 本誌連載をまとめた『中東 危機の震源を読む』などがある。個人ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝」(http://ikeuchisatoshi.com/)。
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岩瀬昇さんの2つのフレーズ

2020年2月13日 01:09
先ほど本欄で、参議院の資源エネルギー調査会での岩瀬昇さんの参考人陳述を視聴している、と呟いておいたが、岩瀬さんが限られた時間の中で、解説に言葉を尽くしながらも、いくつかの持論を、的確にその場に届けていくのに感銘を受けた。エネルギー市場の基本性質については、…
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イランとイラクを結ぶ「命綱」の石油・ガス・電力輸出入がかろうじて続く

2020年2月13日 00:21
米国はイランからイラクへの天然ガス等のエネルギー輸出を、引き続き認める見通しだ。2月10日にイラク政府高官が報道機関に語った。米国が2018年以来、イランに課している最強度の経済制裁の肝心のところは、イランに石油を売らせないこと、イランから石油を買った企業を米国…
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参議院資源エネルギー調査会の参考人陳述を視聴してみた

2020年2月12日 23:50
「エネルギーの部屋」の岩瀬昇さんが、参議院の「資源エネルギーに関する調査会」で参考人として意見陳述を行うとのお知らせが『フォーサイト』のトップページにあったので、事後になったが、ウェブサイトを見てみると、参議院のウェブサイトからビデオで視聴ができる。何しろ…
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併合を「提案したが認めるとは言っていない」早速試されるトランプ「世紀のディール」の本気度

トランプ大統領が1月28日に発表した中東和平案、通称「世紀のディール」は、簡単に言えば、イスラエルがヨルダン川西岸の占領地に建設した入植地の大部分をイスラエルの正統な領土であると認めたものである。ネタニヤフ首相は早速、米国が認めると言ったのだから、即座に入植…
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トルコ・イスラエルの舌戦とアラブの傍観・危惧

連載「中東 危機の震源を読む」に久しぶりに論考(中東―危機の震源を読む (96)年末年始・中東のもう1つの騒動:東地中海ガス田をめぐるトルコとイスラエルの虚実皮膜」)を寄稿した。今後は大きなテーマについてのまとまりのある論考は連載「中東 危機の震源を読む」に、日…
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