独「ショルツ新政権」の核政策(2)
核禁条約オブザーバー参加は実現するのか?
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核禁条約への不参加に抗議するドイツの反核団体(C)AFP=時事
国民の支持を集めるオブザーバー参加
ドイツのオーラフ・ショルツ首相による社会民主党(SPD)、緑の党、自由民主党(FDP)の3党連立交渉で、核共有離脱問題と並んで注目されたのが、核兵器禁止条約へのオブザーバー参加問題である。
2021年9月の総選挙での選挙綱領では、SPDと緑の党がそれぞれ核禁条約に言及していた。FDPの綱領にも「核なき世界」の長期目標が言及されており、3党ともに方向性は一致していると見られていた。
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