トランプ大統領の私邸「マール・ア・ラゴ」で米軍の作戦を見守るトランプ氏(前右)とピート・ヘグセス国防長官(前左)。背後には(左から)ジョン・ラトクリフCIA長官とルビオ国務長官が、X上の投稿が映し出されたスクリーンの前に立っている[2026年1月3日、アメリカ・フロリダ州パームビーチ](C)realDonaldTrump/Handout via REUTERS
[フロリダ州パームビーチ、ワシントン/ロイター]米国がベネズエラを攻撃し同国の大統領を拘束して、暫定的に同国を統治すると決定したことは、これまでの政権の行き過ぎた対外関与を批判してきたトランプ大統領の顕著な方向転換を示している。
1月3日正午の記者会見で示されたトランプの構想は、ベネズエラでのさらなる軍事行動、同国の政治および石油産業への継続的な関与、そして「地上部隊(boots on the ground)」の可能性を排除しなかった。
「安全で、適切で、慎重な移行が可能になる時点まで、われわれがこの国を運営する」とトランプは述べた。
ただし、ニコラス・マドゥロ大統領の側近らが依然として権力を握っていると考えられる中、トランプがベネズエラ掌握のためにどこまで踏み込む用意があるのかについては、会見では明らかにされなかった。
攻撃後に記者会見を行ったトランプ大統領。当面は“私の後ろに立っている人たち”がベネズエラを運営する、とも[2026年1月3日、アメリカ・フロリダ州パームビーチ](C)REUTERS/Jonathan Ernst
「私たちが決して関わらない戦争」
第2次政権の就任式を行った2025年1月、トランプは支持者に対し次のように語った。
「われわれの成功は、勝利し戦いだけで測られるのではない。終わらせた戦争、そしておそらく最も重要なのは、決して関わらなかった戦争によっても測られる」
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