【火】遺伝子組み換え食品、マレーシア機撃墜

執筆者:フォーサイト編集部 2014年7月22日

先週末、ウクライナ東部上空でマレーシアの民間航空機が撃墜されるという悲惨な事件が起きました。この事件につき、「専門家の部屋」の「ヨーロッパ」「東南アジア」「インテリジェンス」それぞれの運営者に緊急寄稿をしていただきました。

まず「ヨーロッパ」では「マレーシア機撃墜:“予言”は当たったのか?」(国末憲人さん):悲惨な大事件となったマレーシア航空機の墜落。地対空ミサイルによる撃墜と見られ、発射地域からも親ロ派の攻撃という見方が強いです。筆者は現地で直前に不気味な”予言”を聞いていました。

次に「東南アジア」で「なぜマレーシア機だったのか?」(樋泉克夫さん):悲惨なこの事件、マレーシア側の視点からも見る必要があります。マレーシア航空の経営状態も少なからず影響があったのかも。しかも、同時刻、シンガポール航空とインド航空も付近を飛行していたようです。

そして「インテリジェンス」で「マレーシア機撃墜:MASINTで決定的情報か――米、『情報源秘匿』で公開拒否も」(春名幹男さん):オバマ大統領は、マレーシア機を撃墜したのは、ウクライナ国内の親ロ派勢力が発射した地対空ミサイルと言明しましたが、はたしてその根拠は?

3本とも無料公開中です。

本日の更新記事は、ボストン在住の内科医、大西睦子さんの「米国でもやっと始まった『遺伝子組み換え食品』をめぐる戦い」です。日本では表示が義務付けられている遺伝子組み換え食品。でも、規制が緩やかすぎるため、実際には非表示の食品が多いのです。そして米国ではいま、消費者と食品業界で訴訟にまで発展しています。科学的にも安全性はまだ不明で、TPP交渉の議題でもあるため要注意です。無料公開中です。

そして「専門家の部屋」ではもう1本、「ロシア」に新エントリ。「秋の『プーチン大統領訪日』は実現微妙」(名越健郎さん):ウクライナ危機、日朝交渉、米国への気遣いなど、様々な条件のもと、秋のプーチン大統領訪日は微妙な情勢です。

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