どの業界でヒアリングしても、だいたい似たような答えが返ってくる。アベノミクスが始まった2013年度は好調だった。ところが、消費税の増税があった2014年度は失速気味になった。2015年度は石油の値段が下がっているし、なんとか消費拡大を希望したい……とまあ、日本経済全体がそんな感じである。
ところが、どんなものにも例外はつきものだ。世の中には13年度よりも14年度の方が良かった、という業界もある。それがおもちゃ業界で、2014年度の国内市場規模は7367億円。前年比109%となり、過去10年で最高を記録したという。
日本玩具協会のリリース記事から、その解説を引用させてもらおう。
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