先週末、2本の記事をアップロードしました。
「【ブックハンティング】『軍服を着た詐欺師』が進めた戦前の石油開発」(原田泰さん):太平洋戦争で日本が占領した蘭印など南方の石油生産量は、ピークで740万kl 。しかし、日本への還送量はピークで265万kl にすぎず、半分以上が持ち帰る過程でアメリカ軍の攻撃を受けました。石油を手に入れるために戦争を始めたが、実は、戦争をせずにただ買った方が、より多くの石油が手に入ったのです。
「小説・めぐみ園の夏(1)」(高杉良さん):フォーサイト初の連載小説がスタート。経済小説の大家・高杉良氏が自身の少年期の過酷な体験に材を得て、戦後間もなくの騒然とした世相を切り取る意欲作です。
本日の更新記事は、田中直毅さんの「経済の頭で考えたこと(80)『マイナス金利』政策が問う『貨幣』『銀行』とは何か?」です。「マイナス金利」を考えるヒント。「貨幣」は放っておいても常に増えていく財ではなく、その価値が消滅することもありえます。そして、銀行が本来なすべきこととは何なのでしょうか?
「専門家の部屋」では、「アメリカ」に「『トランプ優位』で迎える『スーパー・チューズデー』」(足立正彦さん)の新エントリ。誰もが予想しなかった序盤4州での3連勝。しかも主流派だったクリスティ・ニュージャージー州知事までトランプ支持を表明。間もなくのスーパー・チューズデーがより注目です。
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