北朝鮮「今ある脅威」ICBM(中)「米中露」それぞれの「思惑」

7月6日、ベルリンで行われた中韓首脳会談。習近平国家主席(右)が口に出した「中朝血盟関係」は、文在寅大統領(左)にとってはショックだった (C)EPA=時事
トランプ米大統領は7月28日、北朝鮮のICBM発射を受けて声明を出し、「無謀で危険な行為だ。米国はこのミサイル発射実験を糾弾し、こうした実験や武器が北朝鮮の安定を確保するためのものだという北朝鮮の主張を拒否する。現実にはまったく反対の効果が出る。世界を脅すことで北朝鮮は一層孤立する」と警告した。その上で、米国は日韓など域内の同盟国を保護するために必要なすべての措置を取る、とした。

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