「6.12米朝首脳会談」直前最新分析(上)トランプは「段階的非核化」を呑んだのか

執筆者:平井久志 2018年6月8日
エリア: 北米 朝鮮半島
5月30日、ニューヨークでの夕食歳の際、金英哲党統一戦線部長(左)に摩天楼を見せるポンペオ米国務長官(中央)(C)AFP=時事

 

 ドナルド・トランプ米大統領は、6月1日に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の側近である金英哲(キム・ヨンチョル)党統一戦線部長と、ホワイトハウスで約1時間20分にわたって会談。その後、6月12日にシンガポールで会談を行うと述べた。一度は米朝首脳会談を中止するとしたが、結局は予定通り開催することを確認したことになった。

 さらにホワイトハウスは6月4日、会談はシンガポールで12日午前9時(日本時間午前10時)に始まる予定だと発表した。サラ・サンダース大統領報道官は記者会見で、会談準備は最終段階に入り、米朝交渉は「非常に前向きで、重要な進展が見られる」と説明した。さらにホワイトハウスは5日、会談はシンガポール南部のセントーサ島にある高級ホテル「カペラホテル」で開かれると発表した。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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