プーチン政権が憂慮するカザフスタンの「ロシア離れ」

今年1月、訪米したカザフスタンのナザルバエフ大統領(左)とトランプ大統領 (C)AFP=時事
ロシアのウラジーミル・プーチン政権はこの10年、ジョージア戦争やウクライナ介入など旧ソ連圏への膨張政策を進めたが、一方で、最大の同盟国である中央アジアのカザフスタンがロシア離れを進めている。グローバル化に乗って経済発展を目指すカザフと、国際的に孤立するロシアの外交路線の違いがあるようだ。ロシアはカザフの独走に警戒を強めており、8月12日のカスピ海沿岸5カ国協定などで、巻き返しに出ている。

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