超急成長都市「深圳」で体験した「中国の現在」と「日本の未来」(下)

多くの企業の協力でつくられたCEECの最新IoT製品の展示場。展示された製品のデザインやアイデアは素晴らしい (筆者撮影、以下同)
 

 (上)に続き、以下、筆者が訪問した地域や組織を見ていくことにする。

(4)無人コンビニ・薬局

中国に点在する無人コンビニ

 深圳市内には自動販売機の拡大版のようなものから、食事したテーブルでさえも機械が片づけてくれる設備があるものまで、様々な無人コンビニや薬局が点在していた。中には百貨店である「天虹商場有限公司」などが運営するものもあった。これらは人口減少化の社会などにおける未来の小売りの姿であるかもしない。とはいえ、深圳ではQRコードで入退出管理されていたり、商品ごと、または1人ずつしか決済ができなかったりと、思ったよりも使い勝手が悪く、日本のコンビニや自販機と比較しても問題や課題が多いように思う。

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執筆者プロフィール
鈴木崇弘 城西国際大学大学院国際アドミニストレーション研究科教授、および『教育新聞』特任解説委員。宇都宮市生。東京大学法学部卒。マラヤ大学、イーストウエスト・センター奨学生として同センター及びハワイ大学などに留学。設立に関わり東京財団・研究事業部長、大阪大学特任教授・阪大FRC副機構長、自民党の政策研究機関「シンクタンク2005・日本」の理事・事務局長も歴任。法政大学大学院兼任講師、中央大学大学院公共政策研究科客員教授、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)事務局長付、厚生労働省総合政策参与などを経て現職。1991~93年まで アーバン・インスティテュート(米国)アジャンクト・フェロー。PHP総研主席研究員、『Yahoo!ニュース』のオーサー、一般財団法人未来を創る財団アドバイザー、日本政策学校代表なども務める。大阪駅北地区国際コンセプトコンペ優秀賞受賞。主な著書・訳書に『日本に「民主主義」を起業する…自伝的シンクタンク論』(単著、第一書林)、『学校「裏」サイト対策Q&A』(東京書籍)、『世界のシンク・タンク』(共に共編著、サイマル出版会)、『シチズン・リテラシー』(編著、教育出版)、『アメリカに学ぶ市民が政治を動かす方法』(監共訳、日本評論社)、『Policy Analysis in Japan』(分担執筆)など。専門は公共政策。
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