「事件続出」でも投資は増加「仮想通貨」の未来はどうなる?

執筆者:山田敏弘 2018年11月20日
タグ: マネー 日本
エリア: 北米 アジア
ビットコインは今月14日に急落して以来、下落基調が続いている(C)AFP=時事

 

「仮想通貨」と言うと、どんなイメージをお持ちだろうか。

「未来の通貨」「非中央集権的システム」「夢の通貨」などなどポジティブな意見を持つ人がいる反面、「胡散臭い」「危ない」「ギャンブル性が高い」といった批判的な見方もある。

 どちらも理解できる。

 確かに「ブロックチェーン」という新しい概念でインターネット時代の金融システムを目指すのは革新的だと言える。一方、日本では最近、ネガティブなイメージを抱かせるような事件、騒動が続出しており、一時期に比べて高揚感や期待が薄まりつつあるのも事実である。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
執筆者プロフィール
山田敏弘(やまだとしひろ) 国際情勢アナリスト、国際ジャーナリスト、日本大学客員研究員。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版、MIT(マサチューセッツ工科大学)フルブライトフェローを経てフリーに。著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文藝春秋)、『CIAスパイ養成官』(新潮社)、『サイバー戦争の今』(KKベストセラーズ)、『世界のスパイから喰いモノにされる日本』(講談社)、『死体格差 異状死17万人の衝撃』(新潮社)、『プーチンと習近平 独裁者のサイバー戦争』(文春新書)。公式YouTube「山田敏弘 SPYチャンネル」 (https://www.youtube.com/channel/UCVITNlkbLneMV-C9FxzMmEA)も更新中
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top