国際人のための日本古代史
国際人のための日本古代史 (113)

ヤマト政権が「山背」に都を置けなかった謎を解く

執筆者:関裕二 2019年7月10日
カテゴリ: 文化・歴史 政治
エリア: 日本
「海幸山幸神話」の舞台という伝承がある鵜戸神宮(宮崎県日南市、筆者撮影)

 

 2019年6月26日、国営諫早湾干拓事業をめぐって、大きな動きがあった。長崎、佐賀両県の漁業者が開門を求めていた訴訟で、最高裁は上告を棄却した。潮受け堤防の開門を認めない判断を下したのだ。また、干拓農地の営農者は開門差し止めを要求していたが、これを認めた。

 堤防閉め切りから22年が経過したが、ようやくひとつの区切りを迎えた。罪深いのは行政だ。大自然に不要なメスを入れ、漁業者と営農者の対立を生み出した。

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執筆者プロフィール
関裕二 1959年千葉県生れ。仏教美術に魅せられ日本古代史を研究。『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』(以上、新潮文庫)、『伊勢神宮の暗号』(講談社)、『天皇名の暗号』(芸文社)、『「死の国」熊野と巡礼の道: 古代史謎解き紀行』 (新潮文庫)など著書多数。最新刊に『神武天皇 vs. 卑弥呼 ヤマト建国を推理する』(新潮新書)、『古代日本人と朝鮮半島』(PHP文庫)、『「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪: 古代史謎解き紀行』(新潮文庫)がある。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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