インドの高級車ブームを羨む

執筆者:山田剛 2012年5月14日
タグ: 中国 インド 日本
エリア: アジア

 無責任にもてはやすつもりは全くないが、インドに高級車ブームが到来しつつある。独BMW傘下のロールス・ロイスは2011年秋、3050万ルピー(約4600万円)もする超高級セダン・ゴーストのロングホイールベース版「ゴーストEWB」を発売、12年2月には高所得都市として知られる印北部チャンディガルに4店目のショールームをオープンした。同じく11年秋には独VWグループの伊ランボルギーニがインドで高級スポーツカー「アヴェンタドールLP700-4」を発売した。つい今月も、英アストン・マーチンがデリーに2店目のショールームを開いたばかりだ。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
山田剛(やまだごう) 日本経済研究センター主任研究員。1963年生れ。日本経済新聞社入社後、国際部、商品部などを経て、97年にバーレーン支局長兼テヘラン支局長、2004年にニューデリー支局長。08年から現職。中東・イスラム世界やインド・南アジアの経済・政治を専門とする。著書に『知識ゼロからのインド経済入門』(幻冬舎)などがある。
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