火種は消えていない米国の住宅金融問題

執筆者:青木勝 2004年4月号
エリア: 北米

[ニューヨーク発]米国の政府支援機関(GSE)であるファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)とフレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の改革論議が注目を集めている。住宅ローン証券化市場の二大プレーヤーの経営リスクが、金融システムを揺るがしかねないとの意識が高まったからだ。 両社は民間金融機関から住宅ローン債権を買い取り、住宅ローン担保証券(MBS)を保証・発行する。ともにニューヨーク証券取引所に株式を上場するれっきとした民間企業だが、そのMBSやGSE債には「暗黙の政府保証」があるとみなされ、米国債に次ぐ高い信用力を維持してきた。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
クローズアップ
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み
クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top