スズキのインド子会社で、乗用車では45%のシェアを維持するトップメーカー、マルチ・スズキのマネサール工場で続いていた労働争議が1日、ほぼ1カ月ぶりに終息した。過去約1年間だけ見ても、韓国・現代自動車やボルボ、地場多目的車大手マヒンドラ&マヒンドラ、日系自動車部品大手のムンジャル・ショーワ、そしてGM、地場タイヤ大手のアポロ・タイヤ、MRFタイヤなどが相次ぎストライキや工場閉鎖に見舞われている。マルチの場合、6月に従業員らが新たな労働組合結成や臨時工の待遇改善などを求めて13日間にわたってストを実施。約88億円の生産減を記録したばかりだった。
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