「1人2台」も当たり前「インド」スマホ市場の大活況

執筆者:緒方麻也 2019年8月28日
エリア: アジア
シェア1位は「小米」のスマートフォン(C)AFP=時事

 

 個人消費の伸び悩みや民間企業による設備投資の低迷などで、今年度の7%成長が危うくなってきているインド経済。しかし、スマホ市場だけは依然として活況を呈している。

 中国の「小米(シャオミ)」や韓国の「サムスン電子」などのグローバル・ブランドが相次ぎ新機種を投入し、2019年4-6月期には、ついにスマートフォンの出荷台数がガラケーを上回った。ネット通販はもちろん、タクシー呼び出しアプリやバス・ホテルの予約サービスなどの普及で、ますますスマホの利用範囲が拡大している。

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執筆者プロフィール
緒方麻也(おがたまや) ジャーナリスト。4年間のインド駐在を含め、20年にわたってインド・パキスタンや南アジアの政治・経済の最前線を取材、分析している。「新興国において、経済成長こそがより多くの人を幸福にできる」というのが信条。
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