
ロシア・サハリン沖のLNG開発事業「サハリン2」プラント。[サハリンエナジー社提供](C)時事
「サハリン2」大統領令の正当化戦略
2022年6月30日、ウラジーミル・プーチン大統領はロシア極東の石油・天然ガス開発プロジェクト「サハリン2」を事実上接収する大統領令に署名した。このプロジェクトの運営主体である「サハリン・エナジー・インベストメント」には、ロシアのガス大手「ガスプロム」やイギリスの石油会社「シェル」のほか、日本から三井物産と三菱商事も参加している。

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