9月上旬に予定される内閣改造で、福田達夫自民党総務会長(55)が入閣し、防衛大臣に起用されるとの情報が永田町で流れている。任命されるなら、月刊『文藝春秋』(2022年2月号)の政治専門家アンケート、「5年後の総理候補」ランキングでトップになった福田氏にとって初入閣で、正念場となる。
党三役では、高市早苗政調会長も退陣し、茂木敏充幹事長だけが留任の見通しだ。
体調不良で歩行が困難な岸信夫防衛相は退任する。実兄の安倍晋三元首相は岸田文雄首相に岸氏の続投か別の閣僚への横滑りを頼んでいたというが、安倍氏が凶弾に倒れたことで、岸田首相が人事でフリーハンドを握った。
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