独裁者のジレンマ(中)チュニジアとエジプトの対照

執筆者:武内宏樹 2014年1月24日
エリア: 中東 北米

 1月14日付のニューヨーク・タイムズ紙に「憲法起草で異なる道を歩むチュニジアとエジプト」(原題は “Arab Neighbors Take Split Paths in Constitutions” )と題する記事が掲載された(http://www.nytimes.com/2014/01/15/world/middleeast/arab-neighbors-take-split-paths-in-constitutions.html)。3年前の1月14日に、チュニジアで20年以上にわたって権力の座にあったベン・アリ大統領が政権を追われ、独裁体制が崩壊した。「ジャスミン革命」とよばれるチュニジアの独裁体制の崩壊は、エジプト、リビア、シリア、イエメンといった他の中東諸国にも飛び火して、「アラブの春」とよばれる一連の「革命」の引き金になったという展開は、まだ記憶に新しいであろう。

カテゴリ: 政治
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