インドネシアのメガワティ大統領は年末の十二月二十九日から五日間、新年の休暇を観光地バリ島で過ごした。しかし、なにかと汚職疑惑が取りざたされ大統領のアキレス腱となっている国会議員で夫のタウフィック氏ら家族の他に個人的な友人四十四人を同行、特別機で往復したほか、滞在先も国有財産である大統領の別荘「タンパクシリン宮殿」で、大統領府職員などの随行団も最高級ホテルの一つインターコンティネンタルホテルに泊めたことから、「税金の無駄遣い」「官僚に倹約を呼びかけている大統領にしては無節操」との批判が噴出している。
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