
苦渋の表情で経営統合の無期延期について記者会見する(右から)十八銀行の森拓二郎頭取、ふくおかフィナンシャルグループの柴戸隆成社長(C)時事
地方銀行の経営危機が現実味を帯びてきた。
日本経済新聞は8月16日、2018年3月期第1四半期(2017年4~6月)決算では、地銀・第2地銀のうち82行・グループの半数以上が減益決算となったと報じた。これは同紙独自の集計だが、いずれ金融庁や全国銀行協会により正式な集計が発表されるだろうが、そうなるとさらに大きな注目とともに、危機感を持って受け止められることになるだろう。

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