
エクソンCEOがティラーソン国務長官だった頃に世界がシェール革命に注目し始めた(C)AFP=時事
先般、石油需要ピーク論の本質は「欠如の時代」から「余剰の時代」へのパラダイム・シフトだと指摘する英国エネルギー大手「BP」調査部門トップのスペンサー・デールの見解を紹介した(「『欠乏から余剰』の原油価格を左右する『需要ピーク』と『社会コスト』」2018年1月23日参照)。ご存じのように需要ピークの背景には、供給面におけるシェール革命と需要面におけるパリ協定がある。

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