「新型コロナ禍」で閉ざされた「交流」福島被災地の「模索」と「きざし」

執筆者:寺島英弥 2020年5月16日
エリア: アジア
夜の森公園の桜並木を遮断するバリケードと、山根麻衣子さん=富岡町(筆者撮影、以下同)

 

 今年3月、東京電力福島第1原子力発電所に近い福島県双葉町、富岡町などの帰還困難区域の避難指示が一部解除された。

 JR常磐線が全面再開し、9年ぶりに被災地を特急が通り、東京五輪の聖火リレーも予定されて、地元は交流の広がりを復興の弾みにしようと盛り上がった。

 だが、首都圏の「新型コロナウイルス」蔓延で、期待を託した春のイベントは中止に――。

 再びの苦境にある浜通り地方の被災地から、懸命に発信を続ける女性を取材した。  

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執筆者プロフィール
寺島英弥 ローカルジャーナリスト、尚絅学院大客員教授。1957年福島県相馬市生れ。早稲田大学法学部卒。『河北新報』で「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)などの連載に携わり、東日本大震災、福島第1原発事故を取材。フルブライト奨学生として米デューク大に留学。主著に『シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『海よ里よ、いつの日に還る』(明石書店)『東日本大震災 何も終わらない福島の5年 飯舘・南相馬から』『福島第1原発事故7年 避難指示解除後を生きる』(同)。3.11以降、被災地で「人間」の記録を綴ったブログ「余震の中で新聞を作る」を書き続けた。ホームページ「人と人をつなぐラボ」http://terashimahideya.com/
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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